よくあるお悩みQ&A

2020.10.12更新

鼻づまり(鼻閉)はいろいろな原因で起こります。

原因を除去(治療)すれば自ずと鼻閉は改善されます

タイプ1鼻水(ハナミズ)が鼻腔(鼻内)に充満して空気の通り道をブロックしているタイプですが、このタイプは急性鼻炎(鼻かぜ)、アレルギー性鼻炎(鼻汁タイプ)、急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎が原因が多いです。鼻汁を除去すると鼻閉が改善します。治療としては通院処置や薬物治療。高度な場合は炭酸ガスレーザー治療で鼻汁、くしゃみが出るポイントを焼灼する治療や、さらに高度の場合は入院手術となります、副鼻腔炎の場合は内視鏡下鼻内副鼻腔手術、高度アレルギー性鼻炎の場合は後鼻神経切除術など抵抗になります。

タイプ2鼻の粘膜(特に下鼻甲介粘膜)が高度に腫れているタイプです。アレルギー性鼻炎、鼻中隔湾曲症に伴う肥厚性鼻炎、薬剤背鼻炎に多いタイプで、下鼻甲介の腫脹を取り除く薬物や、高度の場合は炭酸ガスレーザーで下鼻甲介を焼灼蒸散する治療や、レーザーでも効果ない場合は入院して下鼻甲介粘膜切除術や粘膜下下鼻甲介骨切除術を行うこともあります。

タイプ3;鼻腔内の形状がゆがんでいるタイプ。鼻中隔湾曲症、鼻骨骨折、鼻の美容整形後など解剖学的に鼻のフレームが変形しているタイプで決まった側がいつも詰まっていることが多いです。治療としては観血的手術を組み合わせて行います。

タイプ4;鼻腔内に占拠物があるタイプ。鼻腔内に鼻茸(鼻ポリープ)、鼻副鼻腔腫瘍、上咽頭腫瘍、アデノイド増殖症などがあるタイプです。治療としては大学病院で精査加療となります。また、萎縮性鼻炎や自己流の鼻掃除などで粘膜の乾燥が高度になり痂皮(鼻カス)が充満してしまうタイプも近年多くなっております。当院オリジナルの保湿点鼻薬などで治療となります

タイプ5;上記のタイプがミックスしている混合型。だいたいがこのタイプでアレルギー性鼻炎ですと1,2の混合タイプが多いです。慢性副鼻腔炎ですと1,2,4の混合タイプ。

タイプ6;心因性の鼻閉(感)。うつ病、統合失調症、境界型、強迫神経症、などで実際には(現実では)鼻腔の通りがいいのですが鼻つまり感が気になり四六時中意識が鼻にいっていまうタイプ。実際に鼻が通っていることを見ていただき(認知療法)納得していただき、精神的薬物治療が有効です。ご納得されず(受け入れできず)ドクターショッピングしてしまうことが多いです

 

目白もちづき耳鼻咽喉科で鼻づまり(鼻閉)の原因を調べてみてはいかがでしょうか?

 

〒171-0031東京都豊島区目白3-14-21 大野ビル2F もちづき耳鼻咽喉科

投稿者: もちづき耳鼻咽喉科

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