院長ブログ

2021.07.28更新

新型コロナ後遺症外来がTBS「Nスタ」に取り上げられました。

Nスタ出演 もちづき耳鼻咽喉科1TBSのNスタ 院長1

若者の新型コロナ感染が増加傾向にあり、若者は重症化しにくいですが、感染した方で、数パーセントは嗅覚、味覚障害が1か月い以上続き、一生、後遺症に悩むことになる可能性があります。そんなことにならないためには、予防が一番です。まずは気を緩めず感染の予防です。手洗いなども重要ですが、ウイルスは人から人へ伝播しますのでなるべく人の集まる場所や密集しているエリアにはいかないか、短時間に済ませるようにしましょう。

感染が疑われたときは、検査センターや検査キット購入などでなく診断ができる医療機関を受診することをオススメします。検査の手技は非常に重要で、検体がしっかり採取できなければ陰性(実際は陽性なのに)になってしまい診断が遅れ重症化のリスクや、ほかの方に感染させるリスクも高まります。逆に考えれば、陽性の方も陰性になってしまっている可能性が高く、流行の一端を担っているかもしれません。

 

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投稿者: もちづき耳鼻咽喉科

2021.07.06更新

新型コロナウイル感染症における症状について従来型および変異株(イギリスタイプ)と最近、蔓延し始めたデルタ株の違いについて説明します。

従来型(およびイギリス変異株まで)の症状は、米疾病予防管理センター(CDC)によれば、発熱、乾いたせき、疲労感とされている。などの症状に嗅覚、味覚障害の症状がほかの感染症と比べてややと特異的な症状でしたが、最近、流行し始めている(日本は本来島国なので検疫さえしっかりすれば防ぐことができそうですが。。)デルタ株の症状には嗅覚・味覚障害が従来株と比較して少ない統計(キングズ・カレッジ・ロンドン)が出ております。

デルタ株が主流になっている英国では、頭痛、のどの痛み、鼻水がもっとも多く、嗅覚障害はもはやトップ10にも入っていないそうです。(キングズ・カレッジ・ロンドン)

若い人では、デルタ株では「ひどい風邪」の症状に類似しており、新型コロナ感染症と感冒と見分けがつきにくく、さらに感染力が従来型と比べ強力なため、今後さらに流行しそうな印象です。

 

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投稿者: もちづき耳鼻咽喉科

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