耳・鼻・喉のよくあるお悩み

恐怖感、痛みの少ない診療治療

耳鼻咽喉科は、耳・鼻・喉という極めてデリケートな部分を扱うため、様々な領域科の中でも一番患者様に嫌がられる領域といわれています。また、イケメン医師?などに耳、鼻、口の中を診察されるのが恥ずかしいなどあります。


当院では、そうした患者様の心理を熟知した上で繊細な部分には局所麻酔を使う、診療医師を選べるなど、さまざまな工夫をしております。(耳鼻咽喉科医師2診体制、女性医師、ベテラン医師、イケメン医師?など相性がいい医師が選べます)

その結果、皆さんが耳鼻咽喉科に対する恐怖心、羞恥心を取り除くことができ、どなたもストレスなく通院されています。

優しい女性医師外来日もあります(火曜日、木曜日、不定期の土曜日)

乳幼児から高齢者まで幅ひろい年齢層に対応しております。乳幼児の鼻吸い;鼻処置、耳掃除のみの受診も可能です)

 

耳のお悩み

長引く滲出性中耳炎

滲出性中耳炎はお子さんと高齢者に多い病気です。

滲出性中耳炎とは?鼓膜の裏側の中耳に浸出液が貯留する病気です。原因としては急性中耳炎後におこることが多いですが、耳管機能低下症、アデノイド増殖症、上咽頭腫瘍(癌)、アレルギー性鼻炎などの鼻トラブルなどかおこります。中耳腔に滲出液が貯まりますので主症状は難聴が起こります。

当院で受診される患者さんは、他院で抗生剤など長期で内服された方など滲出性中耳炎が長引いている方が多く受診しております。

耳垢(みみあか) 耳掃除希望

耳掃除がうまくできずに、耳垢(耳あか)を奥に押し込んでしまっている方、お子さんで動いでしまって耳掃除させてくれない方、など耳垢除去の処置は当院でで可能です。

慢性中耳炎手術後、外耳道狭窄の方も定期フォローが必要です。

耳のいたみ

耳の痛みの原因は様々です。お子さんに多いのが急性中耳炎で中耳に炎症が起こってしまっている状態です。重症化すると化膿し中耳に膿が貯留し高熱の原因となります。成人に多いのが外耳道炎で耳掃除時に外耳道を傷つけてしまうことが原因で起こります。夏に多いのが外耳道真菌症で外耳道に真菌(カビ)が増殖してしまう疾患で、耳掃除のし過ぎや点耳薬の乱用などで起こります。

その他;舌咽神経痛、外耳道腫瘍、真珠腫、外耳道異物、帯状疱疹、扁桃炎なのど放散痛

「めまいがする」

めまいというと、貧血や脳疾患、血圧異常などを思い浮かべる方も多いのですが、実は耳に何らかの原因があって起こるめまいも少なくありません。「めまいが起こったので内科や脳神経外科を訪れたが、異常なしと言われた」という方は、耳の疾患を疑う必要があるでしょう。

耳が原因のめまいで一番多いのが「良性発作性頭位めまい症」

めまいの症状で受診される患者様の中で、一番多くみられる疾患が、「良性発作性頭位めまい症」です。これは、たとえば寝返りを打ったときなどに突然起こるめまいで、ぐるぐると目が回る感覚があります。この病気は比較的治りやすく、適切な処置を受けることで長引かずに改善することができます。

放っておくと難聴になる危険性もある「メニエール病」

耳によるめまいの代表的なものに、「メニエール病」があります。メニエール病はめまいの発作時に片側の耳鳴りがあり、耳閉感や難聴が一緒に起こり、めまいが消える頃には症状も収まります。 

 この病気は放っておくと発作を繰り返し、高度の難聴に至る場合もあるので、不調を感じたらすぐに治療を行うことが大切です。耳鼻咽喉科には、めまいを主として扱う「神経耳科」という専門領域があります。メニエール病の初期は難聴のみが先行するタイプとめまいのみ先行するタイプがあり、私が命名した隠れメニエール病と考えられる患者さんが最近増えております。他院で漠然とイソバイドを処方されている方、治らないとつきはなされた方など多数当院に受診されております。

当院では脳疾患や循環器疾患、精神疾患、内分泌疾患も含めて、めまいの原因やその程度を総合的に診断しますので、まずはお気軽にご来院ください。

突然耳が聞こえなくなる「突発性難聴」

「突発性難聴」は突然耳が聞こえなくなる病気ですが、耳鳴りの症状から始まるケースもあります。さらに耳が詰まったような感じや、めまい・吐き気などを伴う場合もあります。 

 当院は荏原病院耳鼻咽喉科での経験をもとに、急性期の診断・治療はもちろんのこと、難聴や自律神経失調症といった突発性難聴の後遺症にも対応しております。(内服加療、点滴加療、星状神経節ブロック、漢方治療など対応できます)

 

「耳鳴りが止まらない」

耳鳴り(耳鳴症)が止まらない場合は、何らかの聴力障害がある場合も多いのですが、中には検査上で問題がなくても耳鳴りを訴えるケースがあります。当院では、耳鼻咽喉科検査や聴力検査・MRI検査・耳鳴り検査、補充現象検査などによって、耳鳴りの原因となっている疾患を明らかにします。

 耳鳴りの治療には、さまざまな治療法(薬物治療、鍼治療など)がありますが、耳鳴り改善のための補聴器を付ける「TRT(耳鳴り再訓練療法/Tinnitus Retraining Therapy)」を行うケースもあります。当院でも採用しておりますので、毎週水曜日の午後に耳鳴、難聴外来行っておりますのでお気軽にご相談ください

鼻のお悩み

「鼻づまりが続いている」

鼻づまり(鼻閉)には、さまざまな原因が考えられます。一番多いのは「アレルギー性鼻炎」で、アレルギー症状によって鼻の粘膜が腫れやすくなるために起こります。その他に鼻茸、鼻中隔湾曲症、慢性副鼻腔炎、好酸球性副鼻腔炎、アデノイド増殖症、美容整形後(鼻の手術)などが原因で鼻閉になることもあります。原因を突き止め、適切な治療で鼻閉は改善すると考えております。お悩みのか方はご相談ください。

美容整形後(特に鼻中隔延長術後)の鼻閉の悩みは院長診療外来特別枠のご予約をお願いします。

「花粉症が治らない」

近年、「花粉症」で悩まれる患者さんはとても多く、当院にもたくさんの方がご相談に来られます。花粉症とは俗称で正式名はアレルギー性鼻炎です。アレルギー性鼻炎の原因は、食生活や住環境の変化によってアレルギー体質の人が増えたこと、大気汚染の影響などさまざまありますが、一番の原因はスギ花粉の量が著しく増加していることによると考えられています。

花粉本格飛散前の初期治療を推奨します。

当院では採血にて吸入系、食物系アレルギーを精査可能ですし、鼻汁検査でもアレルギー体質を精査できます。非アトピー性の好酸球性鼻炎の精査も可能です。

アレルギー性鼻炎の治療には、まずはアレルギーの原因を特定し、その症状を起こりにくくするためにどうしたらよいかを考えていきます。アレルギーの原因となるものを近づけないように環境を整えたり、内服薬(漢方もあり)・点鼻薬・炭酸ガスレーザー治療・舌下免疫療法(スギ、ダニ)、ヒト化抗ヒトIgEモノクロナール抗体製剤の皮下注射(ゾレア)など、一人ひとりの患者様に合わせたさまざま治療を行います。

舌下免疫療法は国内適応のすべて当院で加療可能です。(ダニ、スギ)

*ヒト化抗ヒトIgEモノクロナール抗体製剤皮下注射(ゾレア)は12歳から保険適応です

*レーザー治療は小学校低学年から可能です

 

においがしない(嗅覚障害)

においの障害(嗅覚障害)はにおいがしなくなって初めて嗅覚の大切さを感じる疾患です。

嗅覚がなくなると、風味、うまみなどが感じにくくなり食事が味気なく成ってしまします。

原因は様々で、感冒罹患後、新型コロナ感染症後、アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎、鼻茸、外傷後、心因性など様々です。

治りやすいタイプと、難治性のタイプがあります。

 

喉のお悩み

口腔内、舌、咽頭に何かできものがある、癌?

口腔内、舌、咽頭(口蓋垂など)に腫瘍?があり癌で無いか心配の方は当院での診療をおススメします。

実際に第一線で頭頚部、耳鼻咽喉科領域の腫瘍、癌治療を行っている昭和大学病院耳鼻咽喉科・頭頚部外科の講師以上(院長も兼任講師です)のDrが大学病院レベルの検査機器(喉頭ファイバー、NBI、超音波エコーなど)や細胞診、組織診を行い的確な診断、治療方針の決定を行っております。

「鼻声を改善したい」「声がれをなんとかしたい」

当院にはTV出演される歌手の方や声優さんも通院されており、ボイストレーナーからの紹介で来られる方も多数くらっしゃいます。鼻声改善や高音発声強化のためには、薬物治療や炭酸ガスレーザー治療を行います。また、声帯の状態も静止画、動画を電子スコープで録画しどのような状態か説明し、発声法、治療法など個人に合わせた治療をおこなっております。

舌小帯短縮症の日帰り手術も行っております。

お気軽にご相談ください。

のどが痛すぎて食事がとれない

急性扁桃炎 扁桃周囲炎(周囲膿瘍) 喉頭浮腫かもしれません

症状として咽頭痛、発熱、首のリンパ節の腫脹が出現します。

重症化すると咽頭痛が激しくて摂食障害(食事がとれない)呼吸が苦しい、開口障害(口が開かない)などの症状が出現し内服薬では改善しにくい状態になってしまします。通常のクリニックでは総合病院、大学病院へ紹介となりますが当院では緊急処置(扁桃周囲膿瘍切開など)外来点滴が可能であり、患者さんの負担が少なくて済みます(当院で治療が完結)

まれに咽頭腫瘍、喉頭腫瘍などありますので耳鼻咽喉科専門医の診断が必要です

「喉に異常感がある」

喉に異常感があることで、来院される患者様も少なくありません。喉の異常感といっても、症状はさまざまあり、感染症や腫瘍・異物・甲状腺疾患など原因もさまざまです。

 

たとえば喉にイガイガとした嫌な感覚がある場合は、「扁桃腺炎」や「咽喉頭炎」「上咽頭炎」「気管支炎」の可能性もありますし、心理的な要因による「咽喉頭異常感症」の場合も考えられます。また、胃液が食道に逆流する「逆流性食道炎」も喉に違和感を覚えますし、首にシコリがあって違和感を覚えている場合は、重大な病気が隠れている疑いもあります。

 喉に異常感を感じて、たとえ他院で「問題ない」と言われた場合でも、症状が治まらない場合は一度当院にご来院ください。

さらに月、水、金、土曜日の診療では、大学病院上級医師外来(昭和大学耳鼻咽喉科・頭頚部外科をおこなっており、耳鼻咽喉科、頭頚部外科で第一線で活躍している先生に診察していただけます。超音波エコー喉頭ファイバー(好感度電子スコープ;NBI機能、録画システム)にて観察し、喉頭がん、咽頭がん、頸部悪性リンパ腫、甲状腺疾患など当院で精査できます。

「咳が止まらない」

「風邪は引いていないし、喉も痛くないのに、なぜか咳だけが長い間止まらない」と悩んで来院される方もいます。咳の原因もさまざまで、「慢性副鼻腔炎」「アレルギー性鼻炎」による後鼻漏による刺激、「咳喘息」ような気管そのものにアレルギー反応が起き咳になる場合もあれば、「後鼻漏症候群」や、「副鼻腔気管支症」といった病気の可能性も考えられます。上咽頭炎患者さんも多くいらっしゃいます。

数カ月という長いスパンで咳が止まらない場合は、まずはその原因を見つけることが大切です。ひとりで悩まず、当院にお気軽にご相談ください。

慢性上咽頭炎による後鼻漏症候群で塩化亜鉛を使用したEAT(上咽頭擦過治療)いわゆるBスポット治療のご希望の方は当院で治療できますのでご相談ください。

*当院在籍医師全て慢性上咽頭炎の診断、治療(上咽頭擦過治療)に精通しておりますので院長診療日以外でも安心して受診していただけます。

 *自律神経症状が強い場合は星状神経節ブロック(SGB)も兼用となります。

甲状腺のお悩み

甲状腺疾患を全般的にサポートする外来です。

甲状腺疾患は意外と知られていませんが耳鼻咽喉科・頭頚部外科の守備範囲であり、私も大学病院、市中病院で診断、検査、手術、経過観察など行ってまいりました。この度、患者さんからの要望が多く甲状腺外来を行うことになりました。

橋本病、甲状腺のう胞、甲状腺腫瘍、甲状腺腫瘍手術後などの疾患をお持ちの患者さんの、甲状腺ホルモン管理からエコーによる腫瘍の経過観察、必要であればエコー下針生検(細胞診)まで対応できますのでご相談ください

 

 

 

ご予約・ご相談はお気軽に

『目白駅』より徒歩1分のもちづき耳鼻咽喉科にお越しください。

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