より自然に症状を緩和したい人のための「漢方外来」
めまいや耳鳴り・後鼻漏・喉の違和感、女性の薄毛、更年期といった症状の中には、西洋医学だけでは対応が難しい場合もあります。
そのようなときには、当院の「漢方外来」をお受けください。
人間が本来持っている自然治癒力を高めながら無理なく症状の改善へと導いていきます。
当院の漢方外来の特徴
当院の漢方外来では、まず西洋医学的に大きな問題がないことを確認した上で、漢方を積極的に取り入れていきます。ただ単に東洋医学の観点から漢方を処方するのではなく、西洋医学的な手法を生かしながら無理なく取り入れていきますので、安心してお受けいただくことができます。
患者様の症状をじっくりとお聞きし、丁寧に診察をした上で、一人ひとりの心身の状態に合わせて漢方薬を処方していきます。漢方薬だけを数種類組み合わせる方法もあれば、西洋医学の治療薬と併用する方法もあります。
漢方治療 鍼治療をお勧めしたい方
- めまいの発作を頻繁に繰り返す方
- アレルギー性鼻炎や花粉症の薬が合わない方
- メニエール病が原因で難聴が進行している方
- 慢性扁桃炎で、のど風邪になると必ず扁桃腺炎に進む方
- 声のかすれが気になる方
- 喘息の発作を繰り返し、西洋薬での改善が難しい方
- 口内炎を繰り返している方
- 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)が西洋医薬で改善しない方
- 突発性難聴の後遺症(難聴、耳鳴、めまい。音の響きなど)の方
- 女性の薄毛
- 自律神経症状が出やすい方(めまい、動機、下痢、便秘、だるさ、不眠など)
- 更年期障害
- 気象病の方(低気圧で自律神経症状が出やすい方)
- 新型コロナ感染症の後遺症でお悩みの方
漢方は不調対策も得意
また、人の体は健康と病気の二つの状態にはっきりと分かれるのではなく、体調がすっきりしないのに医療機関で検査しても「異常無し」と言われるような、白でも黒でもない灰色の状態があります。
これを漢方では「未病」と呼び、はっきりした病気ではないのですが、病態が本格化し、症状が顕在化する前の状態と考え、放置すれば病気になる可能性があると考えます。
体質を改善したり、体の治癒力を高めたりして病気として現れる前に不調を治していく(未病を治す)ことを漢方では重要視します。
西洋医学では病気とは見なされないような不調も、漢方は得意とするところなのです。
女性と漢方
女性特有の不調に大きな影響を与えているのが女性ホルモンの変化であり、閉経時に起こる更年期障害などは、その代表例です。
更年期障害のほか、初経時、妊娠・分娩時、毎月の月経などのホルモン変化によって起こる症状としては冷え、肩こり、イライラ感、不眠などがあり、どこが悪いと明確にできないこうした病態を西洋医学では「不定愁訴」「自律神経失調症」などと呼び、あまり積極的な治療は行ってきませんでした。
これに対し漢方では、体全体のバランスを整える観点から、ホルモン変化によって生じる様々な症状、どこが悪いと特定できないような病態を改善するのに効果を発揮します。
日本人女性の平均寿命が87歳近くにもなり、閉経後30年以上を生きる女性にとって、この長い年月をいかに過ごすかは重要なテーマです。
女性にとって、漢方治療は今後もますます無くてはならない貴重な医療になっていくと思われます。
漢方外来を当院で受けるメリット
- 漢方に詳しい耳鼻咽喉科の専門医が、的確な処方とアドバイスを行う
- 西洋医学の観点からしっかりと症状を見据えながら、無理なく漢方薬を取り入れています
- 西洋医学と東洋医学の融合(西洋薬との併用も可能)
- 新型コロナ後遺症にも対応可能
- 院長が診療、処方、生活指導を行います
初診担当;院長
*現在、漢方薬が諸事情で出荷調整のものが多数あります。処方箋お出ししても薬局に在庫がないこともありますのでご了承ください。